ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、約21か月ぶりにマウンド復帰。復帰戦となった対パドレス戦(6月16日)で、投手として一イニングを投げながらも、打者として2安打(タイムリー2ベース&勝ち越しの二塁打)を放ち、6–3勝利に大きく貢献。ここで達成された「3つの偉業」を紹介します。
- 球速100.2mph&28球を投げ切る充実の投球
復帰初球から4シームを含む28球を投げ、最高球速100.2mph(約161.5km/h)をマーク。今季ドジャースで2番目に速い球速で、復帰として文句なしの数字を残しました。 - “投手+打者リードオフ”の同時達成
1900年以降、先発投手がリードオフで打席に立つのは3人目、さらにリードオフ&登板の同日二刀流は1953年スタートのアルヴィン・ダーク以来の快挙(大谷はリードオフ・ピッチャー同日で初)。 - ドジャース史上のHR・三振の二重記録に急接近
これまでベーブ・ルースとともに「100本塁打&100奪三振」を記録した二刀流の一人。今季も25本を放ち最多本塁打であり、投手としても奪三振を重ね、ドジャースで歴代二刀流選手の記録更新が期待されます 。
ドジャースGM/ブランドン・ゴメス氏とは?
ブランドン・ゴメス(Brandon Gomes)はロサンゼルス・ドジャースのゼネラル・マネージャー。昨季(2024年)ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献し、今季は大谷翔平の2刀流起用を慎重かつ柔軟にマネジメントしています。
- 大谷の復帰を受け、「マイナーでのリハビリを経ず、一軍で段階的に起用する判断」を先導。
- 投げて打つ二刀流として、ピッチングと打撃のバランス、体調管理の調整役を務めています 。