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ダルビッシュ有、日米通算204勝達成の背景と試合後の熱い一問一答

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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(38歳)は、7月30日(日本時間31日)のニューヨーク・メッツ戦で、日本人投手として歴代最多となる日米通算204勝目をマークした。試合は7回2安打無失点、無四球、7奪三振の快投で初白星と勝利を同時に獲得。パドレスは5‑0の完勝で連勝を5に伸ばした。

敵将メッツのメンドーサ監督は「我々はどんなボールが来るか予想できなかった」と語り、ダルビッシュの球種の豊富さと制球力に脱帽。一方、チームリーダーのリンドアも「自在に投球を操り、重要球には必ずストライクを投じていた」と評価した。

試合後の一問一答では、球種のスプリットやスローカーブで打者のタイミングを外しながら、ツーシームやスライダーも多用した戦術を披露。ダルビッシュ自身は「我々がひっくり返したい」と、ドジャース戦やポストシーズンでの巻き返しを見据え、熱い意気込みを表明した。

また、この勝利によって、日米通算203勝で並んでいた黒田博樹氏を抜き最多勝記録を更新し、日本投手の新たな金字塔を築いた。


ダルビッシュ有の最近の成績(最近のシーズン概要)

  • 2024年シーズン
    • 日米通算200勝達成(MLB107勝+NPB93勝)。
    • 最終成績:16試合登板、7勝 3敗、防御率3.31、78奪三振/81⅔イニング(5月末復帰後)。
    • 9月にはMLB日本人最多奪三振記録を更新し、連続多奪三振試合数も最長記録を更新。
    • NL地区シリーズではドジャース戦で好投も、シリーズ敗退。
  • 2025年シーズン
    • 右肘炎症の影響で開幕から出遅れ、6月16日に60日IL入り。
    • 7月7日に今季初登板(アリゾナ戦)、続いての登板では結果が伴わず4試合未勝利。
    • 30日にメッツ戦で7回無失点の好投により、今季初勝利で通算204勝を達成
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