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レーダーに入れるべき – 米記者がキングスに提言、河村勇輝は未来の“違いを生む”PGか

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NBAで2WAY契約ながらポテンシャルを見せた河村勇輝。グリズリーズ所属下で昨季22試合出場(平均1.6得点、0.9アシスト)という数字ながら、Gリーグ(メンフィス・ハッスル)では平均12.7得点、8.5アシストなど成果を残しました。さらに、サマーリーグでは平均10.2得点、6.2アシスト、精度の高い3P成功率も記録。こうしたパフォーマンスを受け、ブルズと2WAY契約を結び、NBA昇格を目指す姿勢が注目されています。

その一方で、シカゴ・ブルズにはすでに複数のPGが在籍しているため、河村はGリーグでの出場機会が中心になる可能性が指摘されています。

そんな状況下、サクラメント・キングスにフォーカスする米記者イアン・グッドウィリーは、「河村勇輝はキングスのレーダーに入れるべき選手だ」と主張。「爆発的な運動能力」「効率的な得点力」「卓越したパス能力」「守備におけるスティール力」など、攻守における強みを挙げ、「チームが今後求めるタイプの選手」としての可能性を評価しています。

記事ではさらに、キングスが抱える“プレーメーカー不足”という課題を指摘し、河村ならば豊富なシューター陣を生かすゲームメークが可能ではないか、との見方も示されています。河村の本格的なNBA定着には過程が必要とされつつも、将来的にローテーション入りする可能性は十分にあるとの論調で締められています。


河村勇輝の豆知識

  • 河村勇輝(かわむら ゆうき):2001年5月2日生まれ、山口県柳井市出身。NBAでプレーする日本人ポイントガード。
  • 身長173cm(5フィート8インチ)とNBA基準では小柄ながら、俊敏なスピード、抜群のハンドリング・パス能力で評価されている。
  • 高校は福岡第一。東海大学進学後、Bリーグの横浜チームで特別指定選手契約を経てプロ入り。
  • 日本代表としても活躍。2023年バスケットボール・ワールドカップでは、リードの場面で活躍し“リアル宮城リョータ”(『SLAM DUNK』のキャラクター)との比較もされることがあった。
  • NBA挑戦1年目のGリーグで得点・アシストで結果を残し、2年目以降の飛躍が期待されている。
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