卓球のWTTファイナルズ2025香港が12月14日に開催され、男子シングルス決勝で張本智和選手（日本）がトルルス・モーレゴード選手（スウェーデン）を4-2で破り、悲願の初優勝、そして日本勢初の年間王者に輝きました。
過去3度の決勝で涙をのんできた張本選手にとって、今回の優勝は「いろいろ詰まって嬉しい」「信じられない気持ち」と語るほどの格別なものとなりました。準決勝では世界ランキング2位の中国選手を撃破するなど、大会を通じてハイレベルな激闘を展開。特に決勝戦では、勢いのあるモーレゴード選手に対し、強烈なフォアハンドと持ち前の速攻で主導権を握り、見事に勝利を掴みました。
会場となった香港では、地元のファンから「ハリモト！」コールの大声援が送られ、張本選手を後押し。その声援に応える形で、優勝後のスピーチではファンへの感謝を英語で「I love you」と伝え、大きな感動を呼びました。4度目の挑戦でついに栄冠を手にした張本選手。この歓喜の瞬間は、今後のさらなる飛躍を期待させる歴史的な一歩となりました。
ネット上の声 5選
- 「4度目の正直でついに優勝！決勝での強さが際立っていた。努力が報われた瞬間を見て、感動で涙が出た」
- 「準決勝から決勝まで、手に汗握る試合ばかり。特に中国の世界ランク上位選手を倒したのが本当にすごい」
- 「香港の会場の盛り上がりと張本選手への声援がすごかった。海外でも愛されているのがよく分かる」
- 「英語での『I love you』スピーチが最高にカッコいい！ファンへの感謝の気持ちが伝わってきた」
- 「日本の卓球界にとって本当に大きな快挙。パリ五輪に向けても大きな自信になったはずだ」
（※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです）
張本智和の豆知識 5選
- 「チョレイ！」の雄叫び：張本選手の代名詞とも言える独特の掛け声「チョレイ！」は、試合中に自分を鼓舞するために発するもので、その迫力は国内外で知られています。
- 史上最年少での快挙：2018年には、卓球ワールドツアーの最年少優勝記録を更新するなど、数々の国際大会で史上最年少記録を樹立してきました。その才能は幼少期から「怪物」と称されていました。
- 家族も卓球選手：両親ともに中国出身の元卓球選手であり、妹の張本美和選手も日本のトップレベルで活躍する卓球一家に育ちました。家庭内での競争とサポートが彼の成長を支えています。
- 目標はオリンピック金メダル：幼い頃から一貫してオリンピックでの金メダル獲得を最大の目標に掲げており、そのために日々厳しいトレーニングに励んでいます。
- 卓越したバックハンド技術：特に強力な武器として知られるのが、非常に速く正確な「バックハンド」です。この技術は世界トップクラスと評価されており、多くの対戦相手を苦しめています。
