阪神・森下翔太選手(25歳)が10月16日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦・甲子園で、延長10回にサヨナラ2ラン本塁打を放ち、チームを日本シリーズ進出に王手へ導いた。試合は5-3で阪神が勝利。打者・森下は、3対3の延長10回、無死一塁の場面で、DeNAの6番手・佐々木投手から外角119キロスライダーを強振。打球は左中間席へ飛び込み、劇的な勝利を演出した。
この本塁打で、森下はCSで3年連続弾という歴史的記録を樹立。新人から連続という条件はNPB史上初めての快挙である。また、この2戦目での打率は7割1分4厘と爆発的な活躍を見せ、CS通算打率も4割8分にまで伸ばした。
加えて、この日は守備面でも印象的なプレーが。8回の守備で強肩を飛ばし、三塁走者の生還を阻むバックホームも披露。打って守って、決勝戦線に大きな爪痕を残した。
お立ち台では、森下は「明日勝って決めまーす!」と、3連勝宣言を高らかに叫び、シリーズ制覇への意気込みを前面に出した。この一発で阪神はシリーズ3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかける形となった。
森下翔太の豆知識リスト

以下は、報道・公式記録などから整理した森下翔太選手の人物・記録にまつわる特徴やエピソードです:
- 出身・基本情報
神奈川県横浜市出身。生年月日は2000年8月14日。身長182cm、体重93kg、右投右打の外野手。 - キャリア経歴
高校は東海大相模、大学は中央大学を経て、2022年のプロ野球ドラフトで阪神から1位指名を受け入団。 - 背番号・所属
阪神では背番号1を付けてプレー。 - 打撃記録・成績
2025年シーズンも含めた通算打率は .266、通算本塁打は49本。 - 国際代表経験
侍ジャパン(日本代表)にも名を連ねており、2024年プレミア12などの大会で出場経験がある。 - ポストシーズン強さ
CS(クライマックスシリーズ)での強さが際立っており、2025年3年連続本塁打を放つなど、短期決戦での勝負強さが光る。 - 守備力・肩の強さ
本業の打撃だけでなく、守備でも好フィールディングやバックホームで走者を阻むなど、守備力の高さも見せている。 - メンタリティ・勝負所の強さ
緊迫した場面では「自分に集中する」「準備を尽くす」姿勢を大切にするというコメントもあり、プレッシャーに強い選手性がうかがえる。


