米大リーグのポストシーズン、山本由伸投手(27)が、2試合連続完投という壮絶なパフォーマンスを見せた翌日の舞台裏で、チームメートの佐々木朗希投手(23)が、なんと山本に対して“土下座”とも取れる深々としたお辞儀をして称える写真が話題になっている。
写真は、25日(日本時間26日)のワールドシリーズ第2戦(対ブルージェイズ)後、ドジャースの公式カメラマンが自身のインスタグラムで公開したもので、山本は9回105球を投げ4安打1失点、8奪三振で完投勝利をマーク。ポストシーズンでの2戦連続完投は、2001年のカート・シリング以来24年ぶりの快挙だった。
一方の佐々木は、この試合では登板なし。地区シリーズ中に「毎回『完投してくれないかな』と願いながら、ずっと試合を見ています」と語っていたという。その言葉通り、山本の真骨頂とも言える快投に対して、敬意を込めてこのような“崇める”行動に出たものと見られており、SNS上では「どういうこと?」「王様やんww」「こんなの初めて見た」と驚きの声が飛び交っている。
この瞬間は、単なるスポーツ報道を超えて「チームメート同士の敬意・人格・姿勢」が見える象徴的シーンとして捉えられており、今後の両者のチーム内での立ち位置や契約・起用方針にも影響が出そうだ。
ネット上の声 4選
- 「何やってんねん(笑)でも好き」 Full-Count
- 「日本の文化が大好きだ」「姿勢が素晴らしい」 スポニチ Sponichi Annex
- 「王様やん、山本由伸。土下座される投手って…」 エキサイト
- 「これすごく好き、この写真だけで伝わる何か」 スポニチ Sponichi Annex
佐々木朗希の豆知識 5選
- 岩手県陸前高田市出身。東日本大震災で自宅を流され、父親・祖父母を失った経験がある。
- 高校時代に163キロを記録し、当時日本高校生最速クラスの速球を投げた「令和怪物」と称された。
- 今季、右肩のインピンジメント症候群でリハビリ中。復帰時期が二転三転しており、肉体強化を「全部だね」と語っている。
- 「完投してくれないかな」という言葉を、チームメートの山本由伸の快投を願って発したとされるエピソードあり。
- MLB移籍後、先発志向ではあるものの、ポストシーズンではリリーフ起用もされており、起用法が注目されている。


