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“投げられない”から“教える人”へ――ダルビッシュ有、WBC出場断念で侍ジャパンに切り札の新展開

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2025年11月、ダルビッシュ有が右肘の靱帯再建手術(いわゆるTJ手術)を受けることを自身のSNSで報告し、来季は登板不可、さらに2026年開催予定の World Baseball Classic(WBC)への出場も絶望的となりました。

日本代表「侍ジャパン」はピンチに直面しています。というのも、昨今ポスティング移籍やケガ等で辞退者が続出しているからです。

そんな中、関係者からは「ダルビッシュを投手コーチ、あるいは特別コーチとして代表に入れることが打開策になりうる」という声が上がっています。記事によれば、野球IQ・変化球の引き出し・国際経験など、彼が「教える側」になったときの価値は非常に高いのだそうです。

ダルビッシュ自身も「気持ちよくボールを投げられるようにリハビリを頑張ります」とコメントし、選手としての参戦はかなり難しい状況を認めています。

このような背景を受け、侍ジャパンは“投げられない”エースを“教える存在”へと転換させることで、代表チームの戦略を練り直す可能性が出てきました。

ネットのコメントでは、
「ダルならコーチでも絶対に価値ある」
「投げられなくても経験と知識はピッチング以上」
「WBCに出るのがもちろんベストだけど別の役割でも出てほしい」
「手術してもその先があるという希望をくれた」
「年齢的にも来年無理なら指導者としての新章だね」

といった声が寄せられています。


ダルビッシュ有の豆知識 5選

  1. 多彩な変化球武器
     高校・NPB・MLBを通じて、投手としてフォーシーム、ツーシーム、スライダー、スイーパー、カットボール、スプリット、チェンジアップ、カーブ、ナックルカーブ、シンカーなど“12球種以上”を投げ分けていたとされます。
  2. 英語力向上ストーリー
     メジャー移籍後、チームメイトと英語でコミュニケーションをとる中で、「英語できるじゃん!」と驚かれるほど成長したエピソードがあります。
  3. MLBでの“サイ・ヤング賞2位”経験
     2013年と2020年に、ア・リーグ/ナ・リーグでそれぞれサイ・ヤング賞の投票で2位に入り、日本人投手最高位タイの成績を記録しています。
  4. WBCで選手+“知の共有者”としての貢献
     2023年大会では、メジャーでの対戦経験やデータを活かして、投手陣に助言し“即席のダルビッシュ教室”と呼ばれたことも。
  5. リハビリと復活の挑戦
     2025年には右肘炎症に悩まされ、269日ぶりに復帰登板を果たした際、「代名詞とされる球種を失うかもしれない」とまで語っていたほど慎重な調整を行っていました。
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