ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ビッグエア決勝がリビーニョで行われ、日本の木村葵来(21、ムラサキスポーツ)が金、木俣椋真(23、ヤマゼン)が銀を獲得した。日本勢の表彰台ワンツーは“歴史的快挙”で、今大会の日本勢金メダル1号。夜のフラッドライト下で、空中での回転数と完成度を競う種目らしいドラマが生まれた。会場も沸いた。
競技は3本のうち得点の高い2本合計で争う。木村は2本目で着地を乱したが、最終跳躍で高難度のスイッチ回転技をクリーンに決めて合計179.50点で逆転。「重みを感じる」と語るほどの1本だった。木俣も大技を2本そろえ171.50点で続き、連覇を狙った蘇翊鳴(中国)は銅に回った。
男子ビッグエアで日本がメダルを獲るのは初めてで、金銀同時は男女を通じても初。長谷川帝勝、荻原大翔も決勝で奮闘し、日本の空中戦の層の厚さを示した。次戦のスロープスタイルでも、この勢いが続くか注目だ。
ネット上の声5選
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
- 日本勢ワンツーは鳥肌もの、五輪の舞台でやってのけたのがすごい
- 逆転劇が熱い。最後の一跳びに全部が詰まっていた
- 技の難度が異次元で、世界のトップを更新している感がある
- 早朝でも見た甲斐があった、速報で知ってテンションが上がった
- 次のスロープスタイルも期待。メダル争いがさらに面白くなりそう
木村葵来の豆知識 5選
- 2004年6月30日生まれ、岡山県岡山市出身。全日本スキー連盟の選手情報では競技SB、種目SBSSBAでAランクに登録され、所属はムラサキスポーツ。出身校は倉敷翠松高校で、現在は中京大学でも競技を続ける。スタンスはレギュラーと紹介されている。
- 小学6年でオリンピックを見たことをきっかけに、スロープスタイル/ビッグエアへ本格挑戦。中学2年でプロ資格を取得し、早い段階から世界基準の技術を目指してきた。
- 2023年1月、初出場のワールドカップでいきなり表彰台。同年10月にも再び表彰台(銀)を獲得し、10代のうちに国際ツアーの常連へ。
- 2025/26シーズンはW杯ビッグエア2位(米Steamboat、中国Beijing)や、W杯スロープスタイル3位(米Aspen)など上位が続き、五輪イヤーに状態を合わせてきた(代表サイトの戦績より)。
- Reutersによれば、五輪決勝ではswitch backside 1900を最終跳躍で成功させて逆転。勝利が決まった瞬間はコーチ西村大輔氏と涙を流し、オフは巨大エアバッグなど設備を使って反復練習を重ねたという。


