2025年5月16日(現地時間)、MLBシカゴ・カブスの外野手・鈴木誠也選手が、シカゴ・ホワイトソックスとのクロスタウン・シリーズ初戦で「3番・左翼手」として先発出場し、4打数2安打2打点の活躍を見せました。この結果、今季通算打点は37となり、ナショナル・リーグの単独トップに浮上しました。全体でも、アメリカン・リーグのアーロン・ジャッジ選手(ヤンキース)の41打点に次ぐ2位につけています。
試合は、カブスが13対3で大勝。2回裏に一挙6得点を挙げるビッグイニングを作り出しました。この回、鈴木選手は左中間を破る適時二塁打を放ち、チームの逆転劇に貢献。さらに、犠牲フライでも1打点を追加し、計2打点を記録しました。
また、この試合では、ピート・クロー・アームストロング選手が12号3ランを含む4安打6打点の大活躍を見せ、カブスの勝利に大きく貢献しました。
鈴木誠也選手について
鈴木誠也(すずき・せいや)選手は、1994年8月18日生まれ、東京都荒川区出身のプロ野球選手(外野手)です。二松学舎大学附属高校から、2012年のドラフト2位で広島東洋カープに入団。2016年には打率.335、29本塁打、95打点を記録し、リーグ優勝に貢献しました。2019年には首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得しています。
2022年からはMLBのシカゴ・カブスでプレー。2023年には日本人右打者として初めて20本塁打を達成し、2024年には打率.283、21本塁打、73打点、16盗塁を記録するなど、チームの中心選手として活躍しています。
国際大会でも活躍し、2017年のWBC、2019年のプレミア12(大会MVP)、2021年の東京オリンピック(野球金メダル)などで日本代表として出場しています。