2025年5月25日(日本時間26日)、MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、ニューヨークで行われたニューヨーク・メッツ戦に「1番・指名打者(DH)」で先発出場し、初回にメッツの千賀滉大投手から18号先頭打者本塁打を放ちました。この一打は、打球がバットに当たった瞬間に本塁打を確信し、打者がゆっくりと歩き出す「確信歩き」でライトスタンドへと運ばれ、飛距離は約125メートル(411フィート)を記録しました。
この試合前、大谷選手は2023年9月の右肘手術後初となるライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、打者5人に対して22球を投げ、最速156キロを計測しました。その直後の試合での本塁打に、米メディアも「レーザービームのよう」「疲れなかったようだ」と驚きをもって報じています。
千賀投手との対戦は、メジャーリーグではこれが初めてであり、大谷選手はこの一打で千賀投手からの初本塁打を記録しました。また、この本塁打は5試合ぶりで、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手、フィリーズのカイル・シュワーバー選手と並び、両リーグ最多タイとなりました。
この試合での大谷選手の活躍は、二刀流としての存在感を改めて示すものであり、今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。
「確信歩き弾」とは?
「確信歩き弾」とは、打者が打球の行方を確信し、打った瞬間に本塁打を確信してゆっくりと歩き出す様子を指す言葉です。大谷選手は、これまでも何度かこの「確信歩き」を見せており、ファンやメディアの間で話題となっています。
このようなパフォーマンスは、打者の自信や打撃技術の高さを示すものであり、観客を魅了する要素の一つとなっています。大谷選手の「確信歩き弾」は、その豪快な打撃と相まって、今後も注目されることでしょう。