鈴木誠也、3年ぶりの週間MVP獲得　打率.480＆OPS1.552でリーグを席巻

シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手（30歳）が、2025年5月19日から25日（日本時間）までの期間でナ・リーグの週間MVPに選出されました。これは2022年4月以来、自身2度目の受賞となります。

鈴木誠也、3年ぶり週間MVP受賞　打率.480＆OPS1.552など“5冠”…自身2度目の栄冠

メジャーリーグ機構（MLB）は27日（日本時間28日）、週間最優秀選手（MVP）を発表した。ナ・リーグはカブスの鈴木誠也外野手が選出された。鈴木は2022年4月18日（同19日）以来、自身2度目の栄冠となった。

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この週、鈴木選手は25打数12安打、打率.480、3本塁打、10打点、長打率1.000、出塁率.552、OPS1.552という圧巻の成績を記録。打率、長打率、OPSはMLB全体でトップ、安打数と得点もリーグ1位タイとなり、まさに“5冠”の活躍を見せました。

シーズン通算では、49打点で両リーグトップに立ち、3打点以上の試合を7度記録。これはMLB全体で2位タイの成績です。また、1試合で3打点以上かつ複数長打を記録した試合は今季5回目で、これはMLB最多タイとなっています。現在、7試合連続安打、11試合連続出塁中と好調を維持しており、チームの主軸として大きな存在感を放っています。

鈴木誠也選手について

鈴木誠也選手は1994年8月18日生まれ、東京都荒川区出身のプロ野球選手です。二松學舍大学附属高校から2012年のドラフト2位で広島東洋カープに入団し、2013年にプロデビュー。2016年には打率.335、29本塁打、95打点を記録し、リーグ優勝に貢献しました。その後も安定した成績を残し、2019年には打率.335で首位打者、出塁率.453で最高出塁率のタイトルを獲得。2021年オフにMLBのシカゴ・カブスと5年契約を結び、2022年からメジャーリーグでプレーしています。

国際大会では、2017年のWBC、2019年のプレミア12（MVP受賞）、2021年の東京オリンピック（金メダル獲得）などで日本代表として活躍。メジャー移籍後も、日本人右打者として初の20本塁打を達成するなど、順調にキャリアを重ねています。2025年現在、打率.274、14本塁打、49打点、OPS.910と好成績を維持し、カブスの中心選手として活躍中です。

日本人選手の週間MVP受賞回数一覧