ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、9月30日(日本時間10月1日)に行われたワイルドカードシリーズ第1戦(対レッズ戦)で、まさに“やってのけた”1試合2本塁打を記録しました。最初は初回の先頭打者ホームラン、そして迎えた6回裏、2本目の打席で放った打球は**約138.4メートル(454フィート)**の大アーチ。打球速度は約113.5マイル(約182.7 km/h)という驚異的な数字を示しました。
この試合後、米メディアはこぞって大谷選手を称賛。『ドジャース・ネーション』のノア・カムラス記者は、「昨季初のポストシーズンゲームで本塁打。今季はキャリア初のワイルドカードゲームで2本の本塁打も記録。彼は本当に唯一無二の存在だ」と語りました。
日本人としてもMLB選手としても高い期待がかかるポストシーズンの舞台で、大谷選手は“驚異のバッティング”で存在感を放ちました。試合自体はドジャースが大量援護もあり10−5でリード、勝利へと一歩前進。彼が放つ一発一発が、そのまま物語を動かす鍵になりつつあります。
大谷翔平の豆知識
- 投打の二刀流:大谷翔平は打者としてだけでなく、投手としても活躍する二刀流選手。メジャーでそのスタイルを貫く例は極めて稀であり、彼を“唯一無二”と呼ぶ所以のひとつです。
- 本塁打数記録:2025年シーズンには自己最多となる55本塁打を達成。
- スピードとパワーの融合:この日の打球速度(約113.5マイル/時速182〜183 km)は極めて異次元クラス。飛距離も100メートル超が当然のように出るパンチ力を持ちます。
- ポストシーズンでの快挙:ポストシーズンで“1試合2発”を達成したのは、彼にとってもキャリア初の快挙。こうした派手な打撃も、彼の魅力を象徴する一面です。


