ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、6試合ぶりとなる待望の一発を放ち、今シーズン44号本塁打を達成しました。このホームランは、ナショナルリーグ(NL)本塁打トップのカイル・シュワーバー(フィリーズ)と並ぶ成績で、王座争いに再び食い込む一撃です。
試合はドジャースがコロラド・ロッキーズを11−4で圧倒する展開。アレックス・コールがキャリア最高に並ぶ4安打をマークし、オフの長打を含む活躍でチームの勝利を牽引しました。
6試合ぶりの1発は、打球速度115・9マイル(約187キロ)、飛距離413フィート(約126メートル)、打球角度は驚きの19度だった。一般的に長打が出やすい「バレルゾーン」とされる打球角度は約26~30度。MLBのデータ分析システム「スタットキャスト」によると、打球の最高到達点は54フィート(約16メートル)、滞空時間は4秒。いずれの数字を見ても、常識破りの1発だった。
大谷選手は今季MLBで断トツの存在ではないものの、常にトップ争いに加わる注目の打者です。彼の一発が、ドジャースの攻撃力とポストシーズンへの期待をさらに高めています。
メジャーリーグ(2025年)ホームランランキング
現在のMLB本塁打ランキングは以下の通りです(2025年8月時点):
| 順位 | 選手(チーム) | 本塁打数 |
|---|---|---|
| 1 | カル・レイリー(シアトル) | 47本 |
| 2 | カイル・シュワーバー(フィリーズ) | 44本 |
| 2 | 大谷翔平(ドジャース) | 44本 |
| 4 | アーロン・ジャッジ(ヤンキース) | 40本 |
| 5 | エウヘニオ・スアレス(シアトル等) | 38本 |
※ ナショナルリーグ単独で見ると、大谷選手とシュワーバーが同数でNLトップに並んでいます。



