元三冠王であり、監督としても数々のリーグ優勝を果たした名将・落合博満氏が、昨季から米国で存在感を増している鈴木誠也外野手(シカゴ・カブス)を高く評価しています。
鈴木は敵地で打点を積み上げ、メジャー全体トップに並ぶ活躍を見せる中、落合氏は「去年よりは状態はそんなに悪くない」と前置きしたうえで、「今の状態はいい。もっと数字を伸ばせると思う」と太鼓判を押しました。落合氏は、鈴木が打撃不振に陥る要因としてバットを構える手の“緩み”を指摘。スイングの幅が小さくなり、バットスピードが上がらないことで対応力が落ちるとし、「いい時のフォームを頭に叩き込んでおかないといけない」と具体的な改善点も示しました。
さらに鈴木がメジャーにおいて「打つべきカウントで、打つべき球に手を出している」と評価されていることを紹介。落合氏の言葉どおり、本人にとっても“自信になる発言”と言えるでしょう。今回の評価は鈴木の成長を裏付けるとともに、さらなる飛躍に向けての期待も込められています。
ネットのコメントでは、
- 「日本人でもメジャーでここまでやれるんだと勇気もらった」
- 「あのスイングを維持できたら本物だね」
- 「落合さんが認めるってすごい信頼度」
- 「去年より明らかに変わっててワクワクする」
- 「これからの成績伸びたらMVPも夢じゃない」
といった声が寄せられています。
鈴木誠也の豆知識5選
- 東京都荒川区出身。中学・高校時代から注目を浴びた打者。
- 日本プロ野球(NPB)の広島東洋カープ時代に若くして主力打者に成長。
- 2022年にシカゴ・カブスと5年契約を締結してメジャー移籍。
- メジャー4年目に「打つべきカウントで、打つべき球に手を出している」と現地メディア評価。
- 日本人選手としても記録達成が多く、「日本選手のメジャー通算900号本塁打を記録したのも鈴木選手」などの話題が。


