3月5日開幕の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本代表が東京ドームでオーストラリアと対戦する3月8日の試合は、天皇陛下のご観戦が発表された。これは野球における「天覧試合」として注目を集める出来事だ。天皇陛下が野球の公式戦を観戦されるのは非常に稀で、過去には1966年の日米野球や2006年・2009年のWBCで皇太子ご夫妻が観戦された例がある。今回が陛下としては3回目の観戦となるという報道が出ている。
1959年、昭和天皇と長嶋茂雄
昭和天皇が初めてプロ野球の試合を観戦したのは1959年6月25日、後楽園球場での読売ジャイアンツ対阪神タイガース戦だった。この試合は「天覧試合」として知られ、当時の巨人の大打者・長嶋茂雄が9回に劇的なサヨナラ本塁打を放ち、野球人気を一気に高めた歴史的瞬間として語り継がれている。長嶋はこの時、同戦で二塁打やアベック弾も記録しており、当時の最大のスターとして国民に強い印象を残した。
現代のWBCと皇室の関わり
今回のWBCは、日本代表の戦いが国内で行われることもあって大きな注目が集まっている。過去のWBCでも皇室ご観戦の例があり、特に2009年の日本―中国戦では皇太子ご夫妻が観戦されている。今回の陛下のご観戦は、国民が一体となって野球を応援する機会として歓迎する声が多い。
スポーツと国民的イベントとしての意義
皇室がスポーツ観戦を通じて国民と接する機会は、日本の文化や歴史に根ざした特別な意味を持つ。昭和の名場面と現代のWBCが結びつく今回のご観戦は、野球ファンにとって大きな関心事となっている。
ネット上の声5選
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
- 長嶋茂雄のサヨナラ本塁打を思い出す歴史の重みあるイベントだという声。
- 現代のスター選手たちと昭和の名選手を比較し、時代の変化に感慨深いという意見。
- WBCでの皇室ご観戦がスポーツ振興につながることに期待する声。
- 過去の観戦例を挙げて「また歴史的瞬間が見られるかもしれない」との感想。
- 皇室の公務としてスポーツ観戦が親しみやすいとの好意的な反応。
長嶋茂雄の豆知識5選
- 長嶋茂雄は1936年2月20日生まれで、読売ジャイアンツ一筋の選手として活躍した名三塁手だ。彼の通算打率は.305、444本塁打、2,471安打という輝かしい成績を残した。
- 長嶋は巨人で17回のベストナイン受賞、中央リーグ新人王も獲得し、その華やかなプレースタイルでファンに愛された。
- 1959年の「天覧試合」では、阪神戦で9回に劇的なサヨナラ本塁打を放ち、昭和天皇ご観戦の下で国民的ヒーローとなった試合が語り草になっている。
- 引退後は巨人の監督も務め、チームを日本シリーズ優勝に導くなど指導者としても実績を残した人物として知られている。
- 長嶋は「Mr. Pro Baseball」や「Mr. Giants」といったニックネームで親しまれ、日本プロ野球の人気を象徴する存在として長く記憶されている。

