女子フィギュアスケートの ISUグランプリシリーズ フランス大会(GP第1戦・アンジェ)において、日本女子が1位から3位までを独占。17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)がショートプログラム(SP)首位に立つと、フリーで149.08点、合計227.08点をマークし、シニア転向1シーズン目にしてグランプリ初出場・初優勝を飾った。
2位にはSP2位発進の 坂本 花織(25=シスメックス)が、フリー148.03点、合計224.23点で入り、3位は4位からフリー好演し145.03点・合計216.06点を出した 住吉 りをん(22=オリエンタルバイオ/明治大)で、石田記念大会4大会連続の銅メダルとなった。




この日本女子の表彰台独占は、昨季のNHK杯以来となる快挙。中井は「まさかこの舞台で優勝できるとは」と驚きを語りつつ、「この結果がプレッシャーにならないよう次も全力で頑張りたい」と意気込みを語った。今後の国際舞台での活躍が、真っ先に期待される瞬間だった。
中井 亜美の豆知識 5選
- 生年月日・出身地:2008年4月27日、新潟県出身。
- 所属クラブ/コーチ:所属はTOKIOインカラミ。コーチに中庭健介・中田誠人ら。
- 注目ジャンプ:ジュニア時代から 3回転アクセル (3A) を武器に据えており、積極的に挑戦してきた。
- ジュニア実績:2023年世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得。
- GPデビュー戦で優勝:2025-26シーズン、グランプリ・フランス大会で初出場にして優勝を飾り、シニアの国際舞台へ一気に飛躍。


