12月27日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥がサウジアラビアのリヤドでWBC同級2位アラン・ピカソと対戦し、3-0の判定で勝利。これが6度目の王座防衛となり、プロ戦績32戦32勝(27KO)、世界戦連勝は歴代単独トップ27に達したことが報じられている。試合では序盤から井上がジャブや効果的なパワーショットで主導権を握り、ピカソは反撃の手を尽くしたものの大差となった。WBC世界王座に君臨する井上の強さが改めて際立つ結果となった点が伝えられている。
米老舗ボクシング専門誌『Ring Magazine』は井上のパフォーマンスを高く評価し、「相手が攻撃に出てくると、より強く、より速く、より激しいパンチで反撃する」とその攻撃パターンこそが相手の体力を奪い、有効なパンチをためらわせる要因だと分析した。また、同誌はこの20年ほどを振り返っても井上と互角に戦える選手は片手で数えられるほどしかおらず、真のエリートだと指摘している。ピカソは努力して戦ったものの井上のレベルに及ばなかったと評されている。
この試合後、注目は次戦へと向けられている。報道では、井上の次戦として同じ日本人無敗王者・中谷潤人との対戦が2026年5月2日に東京ドームで開催される可能性が高いと伝えられ、日本ボクシング史上最大級のビッグマッチとして期待されている。両者が実現すれば国内はもちろん世界的にも注目を集める一戦となる見込みだ。
ネット上の声5選
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
- 井上の攻撃力と連打の圧力に改めて感服する声が多い。
- 判定勝利でも完勝との評価が大多数で、点差以上の支配力があったとの意見。
- ピカソに対する称賛意見もあり、タフネスや挑戦者としての姿勢を評価する論調。
- 中谷との対戦に期待を寄せるファンの声が非常に高い。
- 井上を歴代最高のPFP(パウンド・フォー・パウンド)選手とする論争が再燃した。
井上尚弥の豆知識 5選
- 井上尚弥は「The Monster(モンスター)」の異名を持ち、その圧倒的な破壊力とスピードで世界的に知られている。
- 2022年に体重クラスを上げた後も無敗を維持し、複数階級で王座を獲得した実績を持つ。
- 米専門誌『Ring Magazine』のPound-for-Pound(階級を超えた最強選手)ランキングでトップに立った経験があり、日本人初の快挙として注目された。
- 若い頃からボクシング一家に育ち、父・新吾の指導を受けて基礎技術とメンタルを徹底して磨いたことがキャリアの基盤となっている。
- 世界王者として広く国際的に認知される一方、戦術的な読みとリズム作りの巧妙さが相手の攻撃を封じる鍵となっていると分析されている。


