ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、現地6月14日のジャイアンツ戦で一試合二本塁打を放ち、この日メジャー通算250号本塁打を達成。同時に、今年4月15日に通算150盗塁をクリアしており、史上最速(通算944試合)で「250本塁打&150盗塁」をクリアした選手としてアレックス・ロドリゲス(977試合)を抜いたことが、MLB公式記者・サラ・ラングス氏によって報告された。
- 第1打席で24号、4打席目に25号を放ち、1試合2発の活躍。
- 打球初速は110マイル超(約177 km/h)、飛距離約127 mという驚異の一打。
- 打者出場試合数は928試合に達しており、二刀流・投手出場を除けば、ほぼ打者専念で史上最速達成という異次元ペース。
この偉業は、これまで最速だったA‑ROD(アレックス・ロドリゲス)の977試合を33試合上回る記録であり、大谷も改めて史上最速のツー・フェーズ記録保持者となった。
「250-150」の偉業の意味
- 250本塁打&150盗塁を通算944試合でクリアした選手は史上初。特に大谷の場合、投手出場による打席休みを含めての記録達成ながら、打者専念試合数(928)での達成は更に凄まじいペース。
- アレックス・ロドリゲス(977試合)を上回り、MLB史上最速記録を更新。
最近の大谷翔平の偉業まとめ
2024年「史上初の50HR & 50盗塁シーズン」
- 2024年シーズンに54本塁打&59盗塁の驚異の数字を叩き出し、MLB史上初の50–50クラブ入りを果たした。
- 9月19日にはシーズンのオール50達成を明確化し、31日には**最速40HR/40盗塁(126試合)**のアジア記録も樹立。
② 通算本塁打数で日本人最多記録更新
- 2024年4月21日、通算176本塁打で松井秀喜超えの日本人最多を記録。さらに7月13日には200本塁打超え達成。
③ MLB初参加の世界大会 MVP
- 2023年WBC(World Baseball Classic)での活躍により、大会MVPを受賞し、日本代表の優勝に貢献。
④ 両リーグMVP制覇と初のDHでのMVP
- 2024年シーズン、ア・リーグ(天使)とナ・リーグ(ドジャース)でそれぞれMVP獲得。さらにDHとしてのMVP受賞は史上初。
⑤ 世界シリーズ制覇も
- ドジャース移籍初年度の2024年秋にワールドシリーズ優勝を果たし、二刀流ながら第一線で存在感を発揮した。


