プロ野球・阪神タイガースの「サトテル」こと佐藤輝明選手。その魅力をたっぷり伝えるブログ記事をお届けします。2025年シーズン、彼はこれまで以上に輝きを増し、球界を熱くさせています。
プロフィールとルーキーイヤーの記録
佐藤輝明(1999年3月13日生まれ、兵庫県西宮市出身)は、2020年ドラフト会議で阪神タイガースから1位指名され、翌2021年にプロ入り。身長187cm、体重95kgの恵まれた体格の左打ち強打者です。右投左打で、三塁・外野を守ります。
ルーキーイヤーから圧倒的な長打力を披露し、左打者としての新人最多本塁打記録(24本)を更新。さらに新人から3年連続で20本塁打以上を放った、NPB史上初の左打者です。
一気呵成の成長と好調の波
近畿大学時代には、関西学生野球リーグの通算本塁打記録を更新し、リーグMVPに輝く活躍を重ねました。プロ入り前からパワーとスケールの大きさが評価されていた逸材です。
プロ5年目に突入した2025年シーズン、打撃成績も充実。通算本塁打は90本を超え(2025年時点で93本)、打点は334、打率もおおむね.259と安定した数字を残しています。
2025年夏、残る目標はただひとつ?
そしてこの夏、大注目となったのが「シーズン30号到達の最速記録」。8月8日、京セラドームでのヤクルト戦で佐藤は30号ソロを放ち、12球団最速記録を樹立。生え抜き選手として40年ぶりの大台達成でした。
野球評論家・張本勲氏も「もっと早く来ると思ったよ」と驚きつつ、「50本は打ってもらいたいね」とさらなる期待を寄せています。
また、豪快な長打だけでなく、軽快なバットコントロールも魅力の一つとして評価を受け、ベテランからも「投げる球がない」「これはインチキだわ」と脱帽されるほどです。
今、そしてこれからの「サトテル」
圧倒的な本塁打力を武器に、相手投手はもちろん観客まで震わせる佐藤輝明。打撃だけにとどまらず、走塁でも好機拡大を見せるなど、総合力も確実に向上しています。
「四番」としての覚醒—今まさにその進化の途上にある佐藤輝明。誰もが注目し、期待をかける存在です。シーズン終盤、果たして50本の大台に届くか。猛虎打線の要として、彼の未来から目が離せません。

